ピアノ上達への近道は体の使い方にあり!上達のコツ3つ!

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ピアノのある場所で、サラッと素敵な曲を弾きこなせたら・・かっこいいですよね。しかし、やり始めてみたらなかなか難しい!何度やっても全く弾ける気がせずお手上げ状態!なんていう方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はピアノ上達の効果的な練習法を考えてみたいと思います。

1.いい姿勢で弾く

必要な時に必要な分だけ効率的に腕の力をピアノに伝え、体を楽にして演奏することによって、ピアノの弾きやすさが全く変わってきます。

ゴルフや野球などのスポーツはフォームが大切といいますが、ピアノもフォーム命!です。

楽譜を見ているとだんだんと肩や腕に力が入ってきて、知らないうちに肩が上がり猫背になって、眉間には深~いシワが・・なんてことになりがちです。常に肩の力を抜き、背筋を伸ばし、両足をしっかりと床につけて体重を支えられる状態にしましょう。

弾いている最中に指がピーンと伸びて上に反りかえってきたら力が入っている合図です。少し休んで、腕をブラブラとさせて力を抜いてからもう一度弾き始めましょう。

2.鍵盤を見ないで弾く

練習の際、自分の指を見て弾いていませんか?実はそれ、NGです。ギターやヴァイオリン、リコーダーなどと同様に、ピアノも演奏の時は指を見て弾かないのです。もちろん、音が飛ぶときや、見ないと弾けない箇所もあるのですが、基本的には練習の際、目は楽譜を見て弾くようにしましょう。

パソコンのブラインドタッチのように、ピアノも指の感覚で鍵盤の位置を覚えてしまいましょう。

やり方は簡単です。まずは、「ドレミファソラシド」のオクターブを両手で鍵盤を見ずに弾けるように練習していきます。そして慣れてきたら、#(シャープ)や♭(フラット)などのつく黒鍵も含めて弾いてみましょう。今までに弾きなれている曲や、練習したことのある知っている曲があれば、その曲をピアノを見ないで弾く練習をし、感覚をつかんでいきましょう。

その時、もし音を間違えてしまったとしてもすぐに鍵盤を見て確かめるのではなく、手探りで音を探し当ててみて下さい。そうして指の感覚のみで探してから、目で見て距離感を確かめます。自分で想像していた距離に、鍵盤はあったでしょうか?

こうして、鍵盤の位置を感覚でつかんでいくことによって、譜面を見ながら次を見越して演奏することが出来るので、ピアノがぐんと弾きやすくなります。

ちなみに、パソコンのブラインドタッチを習得している人なら、1~2時間あればピアノのブラインドタッチの基本は習得できてしまいますよ♪

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3.ポジションを覚える

ピアノを弾くとき、常に同じ姿勢・同じ場所で弾いていませんか?ピアノは、指の力を使って鍵盤を「押して」(生楽器の場合はその先についているハンマーを動かして)音を出すので、「押す」場所によって弾きやすさが変わってきます。テコの原理を思い浮かべて頂ければ分かりやすいかと思います。演奏するの音の並びを見越して、それぞれの指を動かしやすくするために、手全体をどこに置くかというポジションどりが大切になってきます。

例えば、白鍵のみの場合は、鍵盤の太くなっている部分の真ん中あたりを指で押すと弾きやすいです。しかし、黒鍵になった場合は、黒鍵の付け根から4分の3くらいの位置を押すと無理な力がかからず弾けるので、少し手全体を鍵盤の上の方(付け根の方)にスライドさせて弾きます。

例えば、【白鍵(1)・黒鍵(2)・黒鍵(3)・白鍵(5)】となった場合(カッコ内は指番号)、手全体のポジションは少し上の方、黒鍵(2)と黒鍵(3)が弾きやすい位置取りにしておきます。

【白鍵(1)、白鍵(2)、黒鍵(3)、黒鍵(5)】となった場合は、手全体のポジションをまずは下の白鍵よりにしてから、徐々に上にスライドさせていきます。

音と音の位置が遠い場所でも、指だけを伸ばすのではなく、ひじを柔らかく使って、手全体のポジションを動かしてください。

サッカーの監督になったつもりで、自分のフィンガー10が動きやすいような位置取りを作ってあげることが大切です。

以上、ピアノを弾くときの体の使い方のコツ3つをご紹介しましたが、とにかく柔らかく!リラックスさせた状態で演奏するのが最大のポイントです。

ぜひ実践してみてくださいね!

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