ビンテージギターってすごいの?

ビンテージギターってすごいの?

ビンテージギター、というものをご存じでしょうか?

「ビンテージ」という言葉は、車や家具などにも使われますね。

いわゆる古くて、希少価値の高いものを呼ぶことが多いと思います。

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ヴァイオリンなどは、テレビ番組にも登場するので知っている方も多いと思いますが

ストラディバリと呼ばれる古い楽器は「数億円」で取引されていたりしますよね。

『芸能人格付けチェック』などで、30万円の新品の楽器と聞き比べ、なんてよくやってますよね。

ギターにも、当然そういった価値のあるものが存在します。

Gibson レスポール と Martin D-45

エレキギターで最も価値が高いものは、アメリカのギブソン社の「レスポール」というモデル。

1952年から製造販売されているのですが、

中でも特に1958年、1959年、1960年、の3年間のものが市場価格が高くなっています。

状態が良いと3000万円くらいします。

価値が高いのには、音以外にも色々理由があるのですが

(当時はあまり人気がなく3年間で生産終了されたために本数が限られている)

(人気ロックバンド、レッド・ツェッぺリンのジミー・ペイジが使用した などなど)

とにかく、エレキギターの中では一番エライ王様と言ってよいでしょう。

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アコースティックギターの王様は、アメリカのマーチン社が

1930年代~1940年代に作った「D-45」というモデルです。

これもやはり状態がいいと3000万円くらいします。

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ヴァイオリンほどではないにせよ、そうそう買えるものではないですよね。

これらの価値は年々上昇傾向にあり、ギターはまったく弾けなくても

「資産」として、購入するお金持ちも増えているそうです。

そこで!

ズバリ単刀直入に

ビンテージギターって本当にすごいの?

結論からいえば、とても、とても、ものすごい、です。

リスナーとして音を聴いていても、その素晴らしさは伝わりますが

それ以上に、プレイヤーにとって、実際に弾いてみた時に、弾き手のフィーリングに訴えかけるものが絶大です。

その要因のひとつに「反応(レスポンス)が速い」ということがあげられると思います。

楽器の「鳴り」とは反応の速さ

「このギターはよく鳴る」とか「鳴らない」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが

たとえばコードをジャン!と弾いた時に、ギターが振動し、それがお腹やヒザから伝わってきますよね。

地震と同じで、震源の波動が、端まで到達するのには、ある程度の時間が必要です。

つまり、弾いてから、楽器が振動の頂点を迎えるまでには、タイムラグがあります。

一般的に、作られたばかりの新品の楽器は

ジャン!とピッキングした後、全体に振動が伝わるのが

よく弾き込まれた古い楽器に比べると、遅いです。

いわゆる「鳴る」楽器と呼ばれるものは、単に、音が「大きい」ものではなく

この「反応の速さ」を表現していることが多いです。

言うまでもなく、木はもともと自然に生えているものですから

それが楽器の一部として本当に振動しやすくなるのには、それなりの時間が必要だということだと思います。

これは別に、高額なビンテージギターに限らず、安い国産楽器にもあてはまります。

弾きこめば弾きこむほど、反応が速くなります。

単に古いというだけではダメで、沢山弾きこまれた楽器ほど、反応が速くなる傾向があります。

ほとんど弾かれてない美しい姿をキープしたビンテージ楽器は、値段はとても高いですが

思ったほど鳴らない、ということが、けっこうあります。

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プレーヤーは上達すればするほど、リズムやタイム感に敏感になります。

いわゆる「タメ」や「つっこみ」など、言葉では伝えにくいタイミングで音を発したい欲求が出てきます。

ここだ!というタイミングで弾くわけですが、反応の遅い楽器ですと、

出音がやはりイメージより遅い感じがします。モタる感じ。

それがプレーヤ―のストレスになります。

反応の早い楽器というのはプレーヤーにとって本当に気持ちよいもので

何時間でも弾いていたい、という気持ちになります。

リスナーやコレクターは、また違った視点があると思いますが

「弾き手」にとってのビンテージ楽器の魅力のひとつはまずそこにあると思います。

もちろん、強く弾かなくても大きな音が出る、ということも

無駄な力を必要としないので、弾き心地の良さにつながりますね。

ビンテージギターは最初からビンテージの音をしていた??

ギブソンやマーティン社の古い楽器が、現在とてもビンテージらしい音をしているのは

50年以上もの熟成期間を経ている、という事で、なんとなく納得はできますが、ひとつ不思議なことがあります。

それらビンテージ楽器が、当時新品だった頃の音源や映像を見ると

真新しい楽器だったにも関わらず、しっかりとビンテージの音をしているのです。

たとえば、ビートルズやレッド・ツエッペリンのレコードを聞いたり

1960年代に行われた伝説の野外フェス、『ウッドストック』の記録映画などを見ると

どれもしっかり、ちゃんと、いわゆるビンテージギター特有の音をしているんです。

当時はまだ新品に近い楽器のはずなのに。。。

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ここから、分かることは、ギブソンやフェンダーのビンテージ楽器は

新品の時点から、現在とかなり近い音がしていた、という事が言えると思います。

現在よりも、ギターに適した良い木材(ハカランダのような)が潤沢にあったこと

当時は機械化できる部分が少ないため、職人が1本1本、丁寧に仕込んでいたこと

などなど理由はいくつかありますが

ギター自体のクオリティが、今よりもずっと高かったのでしょう。

もちろん、先ほど述べた通り

弾き手にとっての反応の速さは、弾きこまれていない分、ずいぶん違っていたはずです。

でも、聞いている分には、多少若いな、と感じるくらいで、当時も十分に良い音がしています。

したがって、たま~に

「この新品のギターも数十年経てば、家一軒買えるくらいの価値が出るかなー^^」

ということを言う、おじさんがいらっしゃるのですが(笑)

私個人の予想ですが、恐らく、そうなる日は来ません^^

今の楽器は、機械による大量生産ですから、そもそも個体数が、昔よりぜんぜん多いですしね。

結論としては、ビンテージギターはもともと素晴らしかった。

それが、数十年の熟成を経て、とんでもなく素晴らしくなっている、ということが言えるでしょう。

今はもうずいぶん高額になってしまったので、購入する、となると、なかなか大変ですが

楽器屋で弾いてみるのはタダです(笑)

ぜひぜひ、皆さんも、ビンテージ楽器のレスポンスとサウンドを体験してみてください!

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