【連載 第2回】 エフェクター道は続くよ どこまでも♪

エフェクターについてダラダラと語る超爆発大人気の連載コーナー

「エフェクター道は続くよ どこまでも♪」第2回目。

初回はエフェクターそのものについて簡単に説明しました。

ギタリストにとってエフェクターはとても重要なものなわけですが、その中でも特に重要で大切な「歪み系」エフェクターついて語ってみたいと思います。

 

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エレキギターの音色の代名詞「歪み」とは?

 

「歪み」(ひずみ、と読みます。ゆがみ、じゃないよ♪)とは、どんなものでしょうか。

一般的にエレキギターの音というと、ガツーン!!とロックな音をイメージする方が多いと思います。

スカッとするようなあの轟音ですね。

しかし実際のところ、エレキギターをたとえば普通のアンプやスピーカーに直接つないでも

出てくる音は、ただ単にアコギの音を大きくしたようなクリーンなサウンドです。

 

私は中学2年生ではじめてエレキギターを買いましたが、その日は、お金が足りずアンプが買えなかったため、家にあったカラオケ機械につないでみました。

わくわくしながらコード弾いた瞬間、そのあまりにも「ロックでない」音に衝撃を受けました。

「なんでこんなに違うんだろう、、、」

そこではじめて知ったのです。

ロックギターの音は「歪んでいるんだ」と。

 

「歪み」はもともと「悪い音」だった

 

しかしながら、もともとああいう音が割れたような歪んだサウンドは、エフェクターによるものではありませんでした。

エレキギターは、もともとポップスやジャズなど向けに発明されたもの。

まして現在のような激しくヘヴィなロック音楽も存在しなかった当時、エレキギターやアンプの音は、割れや歪みの少ないクリーンな音が良いとされ、どのメーカーも音のクリアーさを広告としてアピールしていました。

 

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しかし当時のエレクトロニクスの技術では、完全にクリーンなサウンドを作ることが難しく

ヴォリュームを上げるごとに音が歪み、最大音量にすると、どうしても拡声器の声のように割れた音になってしまいました。

ポップスやジャズのミュージシャンにとって、それは泣き所だったわけですが、

一部の過激な輩(やから)にとっては、刺激的で、興味深い音でもありました(笑)

既成概念にとらわれない過激な音楽を求める若者には、格好いい音、に聴こえたのでしょう。

少しづつ、この「歪み」を効果的に使用するミュージシャンが増えていきます。

 

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写真はジミ・ヘンドリックス。悪い顔してますねー♪

 

歪みの歴史は、ロック音楽の歴史そのものでもあります。

当初はなるべく歪まないように設計された機材を、オーバーロードさせることで歪みを得ていたわけですが、

徐々に、あえて過激に歪むように設計されたアンプなどが登場し、ハードロックやヘヴィメタルという音楽の誕生につながります。

 

現代では、ロック以外のソフトな音楽にも、歪み、の要素は必要不可欠になっています。

どうやら人間には、ほどよく歪んだ音に「暖かみ」や「人間味」を感じる特性があるようですね。

オーディオマニアが好むアナログレコードやヴィンテージの真空管アンプなどの多くは、心地よく歪んでいます。

 

「歪み」は英語ではゲイン(GAIN)といい、昨今は大抵どのギターアンプにもGAINのつまみが付いていて、歪みの加減を調節できます。

 

 

歪みエフェクターの種類

歪み系エフェクターは、そういったアンプの歪みを、電気的に再現したものです。

歪みの種類は、大きく分けると「オーバードライブ」「ディストーション」「ファズ」の3つに分類できます。

それぞれの特性を簡単に説明してみます。

 

◾️オーバードライブ(OVER DRIVE)

上で説明したような、昔の本来クリーンなアンプの音量を上げることで得られるナチュラルな暖かい歪みを再現したエフェクターです。

弱く弾けばクリーン、強く弾くと歪む、といった演奏者の細かい表現のニュアンスにも反応しやすく、非常に幅広いジャンルで使用可能で、歪みエフェクターの基本と言えるでしょう。

基本的にはディスト―ションよりは歪みませんが、昨今は、音の質感はオーバードライブでありながらも、ディスト―ション並に歪む製品も出てきています。

オーバードライブに近いカテゴリーでブースター(Booster)というエフェクターもあります。

これは歪みの弱いオーバードライブのようなもので

たとえばギターソロなどで、他の部分よりも音圧や音量をあげたり、迫力を与えたい時に使われます。

基本的な構造は同じなので、オーバードライブ製品をブースターとして使う、ということも頻繁に行われています。

 

【おすすめの製品】  クリックすると音が聴ける動画にジャンプしますヨ。

TUBE ENGINE / VALETON とにかく安くて小さい。でもあなどれない音。

Blues Driver / BOSS 安くて無難に使えます。安心安定のBOSS製品。バンド系の人には特にオススメ。もってて損ナシ。

Crunch Box / MI AUDIO クリーミーで弾きやすく、けっこう歪みます。ソロ/リード向き。速弾きなどもしやすい。値段もまあまあ安め。 

Dumbloid / Shin's Music 伝説のアンプ「ダンブル」をシミュレートした極上の逸品。お値段高め。かなりオススメ。極上トーン。

 

◾️ディストーション(DISTORTION)

同じく上で説明した通り、ロック音楽が過激化するにつれ、アンプもより過激に歪む大音量のものが重宝されるようになっていったわけですが、「マーシャル(Marshall)」というメーカーのアンプの登場以来、より歪むように作られたアンプが流行していきます。ディストーションは、そういったハイゲインで大音量のアンプを再現したエフェクターです。オーバードライブよりも過激に歪み、よりラウドな音楽に適しています。オーバードライブほど細かいニュアンスは表現しにくい部分もあります。

 

【おすすめの製品】

Distortion / BOSS これぞディスト―ション。迷ったらBOSSです。とくに初心者の方は、まずはBOSSの音を聴いてから他に行くのもアリ。

Dyna Red / Bear Foot 割と弾きやすく、心地よく暴れ、オーバードライブのようにニュアンスを付けやすい。値段も手頃です

Sweet Tea / jhs Pedals オーバードライブとディスト―ションが両方入ったハイブリッド製品。かなり幅広いジャンルに対応可能。

Riot / Suhr もっともっと過激に鋭く歪みたい方向け。設定次第では、かなり邪悪な音が出ます。

 

◾️ファズ(FUZZ)

オーバードライブやディスト―ションとは異なり、ナチュラルな歪みというよりは、完全に潰れたようなクセのある音が特徴です。倍音を非常に多く含み、設定によってはオクターブ上の音が混じったり、製品によっては、原音が分からない(何を演奏しているのかわからない)くらい歪ませることも可能。よって曲中でインパクトを与える飛び道具としても非常に効果的。あえて、歪みの設定を極力控え目にすることで、独特のカッティングサウンドを得ることも出来ます。ある種マニア向けのエフェクターとも言えるので、購入の優先順位は上記の2つよりは後で良いと思います。

 

【おすすめの製品】

OCTAVIAN / CHICAGO IRON これぞジミヘンという、正統派のファズサウンド。非常に官能的なサウンドです。リンク先のもう一つの方も良いですね。

Fuzz Factory / Z.vex 超変態系。オルタナティブ系バンド向け。正統派ファズサウンドから、まるでシンセサイザーのようなトリッキーな音まで出せます。

 

 

以上、ざっくりとですが、エフェクターの基本「歪み」系について紹介いたしました。

そして次回は!

もっとこの歪みを掘り下げるか? 別のエフェクターに行くか?

まだ未定です!

乞うご期待!!

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